ChatGPT:
了解しました 👍
今回の案件は 大手SI企業での「UiPath Orchestrator運用保守」支援 ですね。
開発 (RPA) とありますが、募集内容からすると「ガリガリ開発する」というより 運用・監視・保守よりのRPA案件 です。
ここでは、
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どんな仕事になるのか
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キャッチアップに必要な学習内容
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雑学・業界話
を交えながら解説します。
1. 仕事の内容(UiPath Orchestrator運用保守)
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Orchestratorの管理
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ロボット(Bot)の実行スケジュール管理
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ジョブの実行状況確認(成功・失敗・リトライ)
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ライセンス・ユーザー管理
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運用保守タスク
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エラー対応(例:ジョブが失敗 → ログ調査 → 再実行)
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ログ収集・分析 → 報告(障害分析や改善提案)
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環境変更(例:Windowsアップデートやライブラリ更新で動かなくなった時の調整)
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権限管理(誰がロボットを実行できるか、役割付与)
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ユーザー部門とのやり取り
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「このロボット止まってるんだけど…」と問い合わせ対応
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新規案件の相談(たまに開発もあり)
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要するに、現場で動いているロボットを安定稼働させる“裏方エンジニア” です。
2. キャッチアップに必要な学習内容
(A) UiPath Orchestratorの基本
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ロボットの種類(Attended / Unattended)
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Orchestratorの構成要素(Tenant, Folder, Asset, Queue, Process, Job, Log)
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ジョブ実行とスケジュール管理
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権限とロールの違い
👉 学習リソース
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UiPath公式 Academy「Orchestrator Overview」コース
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Community Editionを触ってみる
(B) 運用保守の基礎知識
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エラー調査
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ログの見方(Orchestratorログ、Robotログ、Windowsイベントビューア)
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例外処理の仕組み(Try-Catch, Retry)
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リリース管理
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新しいパッケージのデプロイ方法
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バージョン管理の注意点
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インフラ知識(軽くでOK)
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Windowsサーバー
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SQL Server(OrchestratorがDBを持っているため)
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(C) RPA開発知識(最低限)
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UiPath Studioで作られたワークフローの読み方
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「どこで落ちてるか」くらいは分かるようにする
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変数・アクティビティ・フロー図の基本理解
👉 これは自分で新規開発しなくても、バグ調査で必要になることが多いです。
3. 雑学・業界話
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RPAブームの裏事情
2017~2019年に「RPAで人手不足解消!」と叫ばれ、大手SIや金融・保険業界でUiPathが大量導入されました。
→ ところが「作ったけど運用できない」「エラー対応に人が張り付いている」ケースが多発。
→ 今は「開発よりも運用保守に人が必要」という時代。 -
運用保守のリアル
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定型的な作業(ジョブ監視、再実行)は楽だけど、
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環境依存(WindowsアップデートでExcel操作が死ぬ等)が多く、意外とトラブル対応力が問われる。
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大手SIでは「RPA開発者<運用保守要員」の比率で募集されることが増えている。
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業界的な強み
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UiPath Orchestratorを扱える人材はまだ少ない
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「運用保守」経験を積むと、次に「開発」「導入コンサル」へキャリアアップしやすい
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まとめ
この仕事は、
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Orchestratorの操作(ジョブ・スケジュール・ログ管理)
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エラー調査・再実行・問い合わせ対応
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RPA開発の基本を少し理解して保守できること
が求められます。
キャッチアップの第一歩は UiPath AcademyでOrchestratorと運用関連のコースを受講する こと。
その上で、「エラー調査スキル(ログの見方)」と「ユーザー対応力」を磨くと現場で即戦力になります。
👉質問ですが、今回の案件では
「開発も兼任(新規ワークフロー作成)」を想定してますか?
それとも「完全に運用保守専任」になりそうですか?
あなた:
ChatGPT:
なるほど!👏
「開発も保守も出来るようにしておき、実際の現場ではどちらかに軸足を置く」って、とても良いスタンスです。SIerや大手企業案件だと、配属先のチーム事情で役割が変わるので、両方に備えておくと安心できます。
✅ キャッチアップのおすすめ学習プラン
1. 運用保守に強くなる(最初に押さえるべき)
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Orchestrator操作
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ジョブ実行/停止、スケジュール管理
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Asset・Queueの設定・更新
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ユーザー権限の設定
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ログ調査スキル
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Orchestratorのログ
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ロボット側のログ(UiPath Assistant)
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Windowsイベントログ
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よくあるトラブル集
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ExcelやOutlookが更新されて動かなくなる
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ライセンス切れで動かない
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サーバー再起動でロボットが落ちる
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👉 これは「保守の即戦力」になる分野です。
2. 開発力を底上げする(並行で進める)
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UiPath Studioの基礎
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フローチャート、シーケンス、変数、引数
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データテーブル操作(Excelとのやり取り多し)
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例外処理(Try-Catch, Retry Scope)
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よく使うアクティビティ
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Excel、Outlook、DataTable操作
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Webスクレイピング(セレクタの扱い)
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開発プロジェクトの流れ
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開発 → テスト → Orchestratorにパブリッシュ → 運用
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👉 「小さなBotを作ってOrchestratorで動かす」までやると、運用保守と開発の橋渡しスキルがつきます。
3. 実務を想定したバランス
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運用保守が7割・開発が3割 くらいを想定すると良いです。
→ 現場では「開発要員」として入っても、実際は「動かなくなったBotの調査」が多いです。 -
開発に寄せたい場合も、運用の知識がある人は評価が高い(開発だけだと「机上の空論Bot」を作りがち)。
💡 業界話(知っておくと差がつくネタ)
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RPAは「定型業務自動化」から「業務改善の入口」へ
最近は「Botを動かす」だけでなく、「どう業務を変えるか」のコンサル要素が強まってます。
→ 将来は「業務コンサル+RPAエンジニア」のキャリアも狙える。 -
AI連携が増えている
UiPathはChatGPTやOCRと組み合わせて、非定型業務の自動化も実現しつつあります。
→ ChatGPTに入力文を整形させて、UiPathで業務フローに組み込む事例も。 -
現場あるある
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「このBot誰が作ったのか分からない」 → 保守担当が泣く
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「ドキュメントが無い」 → 動かしてみて調査
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「Excelの列が増えた」 → Bot全滅
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🚀 ステップまとめ
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UiPath Academy(Orchestrator + Studio基礎)
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小さなBotを作ってOrchestratorで運用する
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エラー調査演習(わざとExcelの列を増やしてBotを壊してみる等)
これで「運用保守も開発も出来る人材」として現場で柔軟に動けるはずです。
👉質問ですが、今の時点で UiPathを触った経験 はありますか?
(ゼロからか、少しだけ経験あるかで、学習ロードマップの細かさを調整できます)
ChatGPT:
なるほど!ゼロからですね 👍
UiPathは最初は「とっつきやすいけど、実務で動かすと奥が深い」ツールなので、順番を意識して学ぶとキャッチアップがスムーズです。
✅ ゼロから始めるロードマップ(運用保守+開発両対応)
🔹 ステップ1:UiPathの全体像をつかむ(1週間以内)
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UiPathとは?
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企業の定型業務(Excel処理、Web操作、メール送信など)を「ロボット」に代行させるツール。
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Studio(開発)、Robot(実行)、Orchestrator(管理)が三位一体。
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👉 公式UiPath Academyで「RPA Starter」や「Introduction to UiPath」コースを受講。
(無料&日本語対応あり)
🔹 ステップ2:Studioで小さいBotを作る(2~3週間)
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超シンプルBotを作る
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Excelを開いて、数字を足して保存する
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Outlookからメールを送信する
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Webからデータを取得する
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👉 ポイント
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「変数・引数」「フローチャート・シーケンス」の概念を掴む
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Try-Catchでエラーを処理する練習をする
(小さなBotでOK。ここで基礎を体感するとOrchestratorの理解が進みます)
🔹 ステップ3:Orchestratorを触ってみる(2週間)
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Community版のOrchestratorに接続して、
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Botをパブリッシュ(アップロード)
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ジョブを実行・停止
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スケジュール設定
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ログ確認
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👉 「Botを作って動かす → Orchestratorで監視 → エラーを直す」の流れを回してみる
🔹 ステップ4:運用保守の力をつける(実務直結)
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ログを読む練習
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わざとBotを壊して、どこで止まるかログを確認する
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エラー対応のシミュレーション
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Excelの列名を変えてみる → Botが落ちる → 修正
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ネットワーク切断 → Orchestratorでエラー確認
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👉 「エラーの原因を調べて再実行できる力」があれば、現場で即戦力
🔹 ステップ5:実務イメージを固める
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運用保守中心なら:
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Orchestratorで「監視・再実行・問い合わせ対応」を回せることが大事。
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開発中心なら:
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Botを小さく作って、バージョンアップや改善を回せることが大事。
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👉 どちらに振れてもいいように、「小規模Botの開発+Orchestrator管理」を1セット経験するのが最短ルートです。
💡 雑学・業界話
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**UiPath Academy修了証(無料資格)**を持っていると、案件で「この人は触ったことある」と信頼されやすいです。
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実務では「エラー対応」が9割と言われるくらい。開発だけ出来ても現場で苦労します。
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SI企業では「Orchestratorをちゃんと運用できる人」が不足しているので、最初から保守を学んでおくと強いです。
🚀 最初のゴール
👉 「Excelを自動処理するBotを作り、それをOrchestratorにデプロイしてスケジュール実行・エラー確認できる」
これが出来れば、運用保守も開発も理解した状態で現場に入れるので安心です。
質問ですが、
学習スタイルは 公式チュートリアル動画(UiPath Academy)を見ながら実機で操作する のと、
本や記事で体系的に読む のと、どちらが合いそうですか?
ChatGPT:
いいですね〜✨ 両方を並行しながら学ぶのは、とても良い戦略です。
「動画で手を動かしながら理解し、本や記事で体系的に整理する」ことで、躓きにくくなります。
そこで、ゼロから慎重に進める並行学習ロードマップ を提案します。
✅ 並行学習ロードマップ
🔹 フェーズ1:導入(1週間)
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動画で実機操作
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UiPath Academy「RPA Starter」コースを受講
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UiPath Studioのインストールと環境セットアップ
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Excelを開いて入力する簡単なBotを作る
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本・記事で理解
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「RPAとは何か」「UiPathの全体像(Studio / Robot / Orchestratorの関係)」を読む
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おすすめ:『できるUiPath 入門』(日本語で図解が多い)
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👉 ポイント:“とにかく動かす”と“全体を俯瞰する”を同時にやる
🔹 フェーズ2:開発基礎(2〜3週間)
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動画で実機操作
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UiPath Academy「StudioX」と「Studio」基礎コース
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Excel操作、データテーブル操作、メール送信Botを作る
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本・記事で理解
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「変数・引数」「シーケンス・フローチャート」「例外処理(Try-Catch)」を整理
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UiPathアクティビティのよく使うもの(Excel、Outlook、DataTable)を一覧で確認
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👉 ポイント:Botを1つ作ったら、ドキュメントや記事で仕組みを確認
🔹 フェーズ3:Orchestrator入門(2週間)
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動画で実機操作
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UiPath Academy「Orchestrator Overview」受講
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自作BotをOrchestratorにデプロイ
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スケジュール実行、ジョブの開始・停止を体験
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本・記事で理解
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Orchestratorの概念(Tenant / Folder / Asset / Queue / Role)を体系的に整理
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「ライセンス管理」や「ログ監視」の仕組みを読む
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👉 ポイント:実際にデプロイして動かす経験が保守に直結
🔹 フェーズ4:運用保守スキル(1ヶ月〜)
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動画で実機操作
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わざとBotを壊す(Excel列名を変える等) → Orchestratorでエラー確認
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再実行、ログ調査を繰り返す
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本・記事で理解
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「よくあるトラブル事例と対応策」を学ぶ
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RPA業界の事例記事やブログを読む(Excelアップデートで落ちる、Outlookが変わって動かない等)
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👉 ポイント:実務で一番多い“エラー対応”を先に体験しておく
💡 補足:躓かない工夫
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動画で操作 → 本で整理 → もう一度操作 のサイクル
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1つのBotを「壊して直す」までやると理解が深まる
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学んだ内容は簡単にノート化(手書きやNotionでもOK)して知識を定着
🚀 最終ゴール
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Excel処理Botを開発(Studio基礎)
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Orchestratorにデプロイしてスケジュール実行(管理基礎)
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エラーを調査・再実行して直せる(運用保守スキル)
これが出来れば、開発も保守も任せられる即戦力になれます。
👉質問ですが、学習に使う環境は
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自宅PCに UiPath Community版をインストール して実機練習、
-
それとも 書籍や動画だけで知識中心 に進める、
どちらを予定していますか?
ChatGPT:
それは最高の学び方です 👏✨
RPA(特にUiPath)は 「見て理解」より「触って理解」 の方が圧倒的に早いし、記憶にも残ります。
実際、業界でも「UiPath Academyで手を動かしたことがある」人と「座学だけ」の人では、現場での立ち上がり速度が全然違います。
✅ 実践アウトプット型の学習ステップ
🔹 ステップ1:環境構築(Day1〜2)
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UiPath Studio Community版 を自宅PCにインストール
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UiPath Assistant(Bot実行環境)も一緒に導入される
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Academyに無料登録 → 学習ダッシュボードを作る
👉 雑学:UiPath Community版は世界中で学習や小規模業務に使われていて、日本でも「資格取得の第一歩」としてよく利用されてます。
🔹 ステップ2:小さなBotを作る(Week1)
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Excelに「名前と年齢」を入力 → Botで計算して結果を書き込む
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Outlook(またはGmail)から自動メールを送る
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Webページを開いて情報をコピーする
👉 作ったBotをSNSやブログでアウトプットすると、理解が一気に定着します。
🔹 ステップ3:Orchestratorに載せる(Week2〜3)
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自作のBotをOrchestratorにパブリッシュ
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スケジュールを設定して「夜中に自動実行」
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実行ログを確認して「動いた/失敗した」をアウトプット
👉 雑学:実務では「人が寝てる間にロボットが働いている」のがウリです。夜中のバッチ処理や毎朝の定型業務をRPAが肩代わりしてます。
🔹 ステップ4:トラブルシューティング演習(Week4〜)
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Botをわざと壊す(Excel列名を変える、ネット切断など)
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Orchestratorでエラーを確認
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修正して再実行 → 直った!をアウトプット
👉 これを繰り返すと「運用保守の現場でやること」にかなり近づきます。
✅ 並行してインプット(補強学習)
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動画(UiPath Academy) → 手を動かす
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本(入門書や解説記事) → 後から整理
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自分の言葉でブログ・ノートにまとめる(アウトプット)
👉 業界話:実際に大手SIの現場でも、「トラブル対応マニュアルは新人が自分で書きながら覚える」なんてことも普通にあります。アウトプット前提で学ぶのは実務に直結しますよ。
🚀 最初の目標アウトプット
「Excelからデータを読み込み、計算して保存するBotを作り、Orchestratorにデプロイしてスケジュール実行できる」
これが出来たら、もう “現場に入れる準備OK” の状態です。
👉 ご提案ですが、最初の練習Botとして「Excelの合計値を計算してメールで送るBot」を一緒に設計してみますか?
これなら 開発(Studio)+運用(Orchestrator)+出力(アウトプット) が一気に体験できます。
ChatGPT:
いいですね〜👏✨
UiPathの代わりに Linux + LibreOffice + Python3 で「RPAっぽい動作」を疑似的に再現するのは十分可能です。
実務で使うUiPathに直結はしませんが、「定型業務を自動化する」体験 を積めるので理解が深まります。
✅ 疑似RPAで出来ること(Linux + LibreOffice + Python3)
1. Excel(LibreOffice Calc)操作
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Pythonライブラリを使えば、自動でExcel(.odsや.xlsx)を読み書きできます。
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openpyxl
(Excel互換フォーマット) -
odfpy
(LibreOffice ODS対応)
-
👉 例:社員リスト(名前・年齢)を読み込み → 平均年齢を計算 → 別シートに出力
2. メール送信
-
Pythonの
smtplib
を使えば、自動でメール送信できます。
👉 例:計算結果をメールで上司に送るBotを作成
3. Web操作・スクレイピング
-
requests
+BeautifulSoup
でWebページからデータ取得 -
selenium
を使えばブラウザを自動操作(UiPathのWeb自動化に近い体験)
4. ジョブ管理(Orchestrator代わり)
-
Linuxの cron で定期実行
👉 例:毎朝8時に「Excel集計 → メール送信」Botを実行
✅ 疑似Botのサンプル構成(Python)
import openpyxl import smtplib from email.mime.text import MIMEText # 1. Excel読み込み wb = openpyxl.load_workbook("社員リスト.xlsx") sheet = wb.active ages = [cell.value for cell in sheet['B'][1:]] # B列が年齢 average_age = sum(ages) / len(ages) # 2. 結果をExcelに書き込み sheet['D1'] = "平均年齢" sheet['D2'] = average_age wb.save("社員リスト_更新.xlsx") # 3. メール送信 msg = MIMEText(f"社員の平均年齢は {average_age} 歳です。") msg["Subject"] = "集計結果" msg["From"] = "your_email@example.com" msg["To"] = "boss@example.com" with smtplib.SMTP("smtp.example.com", 587) as server: server.starttls() server.login("your_email@example.com", "password") server.send_message(msg) print("処理完了!")
👉 これを cron
で定期実行すれば、
「Excel処理 → 結果を保存 → メール通知」 という 簡易RPAフロー が完成します。
💡 業界的な話
-
UiPathの強みは「ノーコード・エラー処理・Orchestratorの集中管理」ですが、裏側の処理は実際にはPythonやVB.NETと似ています。
-
Pythonで疑似Botを作ると、「RPAが裏で何をやっているか」が理解できるので、保守スキルの基盤になります。
-
実際、大手SIのRPA現場でも「UiPathで出来ない部分をPythonスクリプトで補う」ことがよくあります。
🚀 提案
まずは 「Excel集計 → メール通知」Bot をPythonで作ってみると、
-
Studioでの開発(フロー作成)
-
Orchestratorでのスケジュール実行(cron)
の理解につながります。
👉 ご希望なら、私の方で Linux上でLibreOffice Calc(.ods形式)を扱う専用サンプルコード を書いてみますか?
(odfpy
を使ってODSファイルを直接操作する形)
ChatGPT:
いいですね 👍
それではまず、LibreOffice + Python3 で簡単に動作確認できるサンプルを紹介します。
LibreOffice には UNO API という仕組みがあり、Python から LibreOffice を操作できます。
ここでは「Python から LibreOffice Calc を起動して、セルにデータを書き込む」サンプルを用意します。
サンプルコード(Python3)
import uno from com.sun.star.beans import PropertyValue from com.sun.star.sheet import XSpreadsheetDocument # LibreOffice に接続する local_context = uno.getComponentContext() resolver = local_context.ServiceManager.createInstanceWithContext( "com.sun.star.bridge.UnoUrlResolver", local_context) # LibreOffice を起動していない場合は以下を別ターミナルで実行しておく必要があります # libreoffice --accept="socket,host=localhost,port=2002;urp;" context = resolver.resolve("uno:socket,host=localhost,port=2002;urp;StarOffice.ComponentContext") # Desktop オブジェクトを取得 desktop = context.ServiceManager.createInstanceWithContext( "com.sun.star.frame.Desktop", context) # 新しい Calc ドキュメントを作成 doc = desktop.loadComponentFromURL("private:factory/scalc", "_blank", 0, ()) # シートを取得 sheets = doc.getSheets() sheet = sheets.getByIndex(0) # セルにデータを書き込む sheet.getCellByPosition(0, 0).String = "Hello, LibreOffice!" sheet.getCellByPosition(1, 0).Value = 1234 print("LibreOffice Calc にデータを書き込みました。")
実行手順
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LibreOffice をソケット接続で起動
ターミナルで以下を実行して待機させておきます:libreoffice --accept="socket,host=localhost,port=2002;urp;" --norestore --nologo
-
Python スクリプトを実行
上記コードをsample_libreoffice.py
として保存して:python3 sample_libreoffice.py
-
結果確認
→ LibreOffice Calc が開いて、-
A1
に"Hello, LibreOffice!"
-
B1
に1234
が自動で入力されます。
-
もし LibreOffice と Python の連携が初めてなら、この「セルに文字を入れる」くらいのシンプルな動作をまず確認するのが一番です 👍
👉 ここまでで試してみますか?それとももう少し「アウトプット寄り(例:小さなToDoリスト表を自動生成する)」に発展させますか?
ChatGPT:
了解です!👍
では、Linux + LibreOffice + Python3 で 簡単なToDoリスト表を自動生成するサンプル を作りながら、RPA風のアウトプット練習を行う方法を解説します。
1️⃣ サンプルコード:小さなToDoリスト自動生成
このサンプルでは、LibreOffice Calc(.odsファイル)に 日付・タスク・ステータス の列を作り、Pythonで自動入力します。
import datetime import odf.opendocument from odf.table import Table, TableRow, TableCell from odf.text import P # 新しいCalcドキュメントを作成 doc = odf.opendocument.OpenDocumentSpreadsheet() # シート作成 sheet = Table(name="ToDoリスト") doc.spreadsheet.addElement(sheet) # ヘッダー行 headers = ["日付", "タスク", "ステータス"] row = TableRow() for h in headers: cell = TableCell() cell.addElement(P(text=h)) row.addElement(cell) sheet.addElement(row) # サンプルToDoデータ(Pythonで自動生成) tasks = [ {"task": "メールチェック", "status": "未完了"}, {"task": "レポート作成", "status": "未完了"}, {"task": "会議準備", "status": "未完了"}, ] today = datetime.date.today().isoformat() # データ行を追加 for t in tasks: row = TableRow() # 日付 cell = TableCell() cell.addElement(P(text=today)) row.addElement(cell) # タスク cell = TableCell() cell.addElement(P(text=t["task"])) row.addElement(cell) # ステータス cell = TableCell() cell.addElement(P(text=t["status"])) row.addElement(cell) sheet.addElement(row) # 保存 output_file = "todo_list.ods" doc.save(output_file) print(f"{output_file} を作成しました。")
2️⃣ この練習で学べること
-
データ構造の理解
-
Botが扱う「表形式データ」をPythonのリスト・辞書で管理
-
UiPathでいうDataTableの理解に直結
-
-
繰り返し処理(Forループ)
-
同じ形式で複数のタスクを自動生成
-
実務RPAでは「大量データの処理」に必須
-
-
セル操作と書き込み
-
Excel/Calc操作の基礎
-
UiPathで「セル書き込み」「セル読み込み」に慣れる感覚が身につく
-
-
アウトプットの意識
-
ファイル生成 → 保存 → 実際に開いて確認
-
「作ったら見せる」習慣で理解が定着
-
3️⃣ 練習のステップ(RPA風に)
Step1:Bot感覚で操作を手順化
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Excelファイルを開く
-
ヘッダーを作る
-
データ行をループで追加
-
保存して終了
Step2:データを自動化
-
Pythonでタスクリストや日付を動的に生成
-
実務RPAでいう「変数・引数」の練習
Step3:改善・応用
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ステータスをランダムに変えて「進捗状況」を自動更新
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Cronやシェルスクリプトで定期実行
-
メール送信と組み合わせて「今日のToDoをメール通知」
4️⃣ アウトプット型学習のコツ
-
作ったToDo表を 自分のブログやノートにスクショ+コード付きで記録
-
「今日の自動処理で何ができたか」を可視化する
-
少しずつ データ量を増やす・条件分岐を加える・メール通知を組み込む と、UiPathでのフロー作成練習になる
💡 雑学:
-
実務RPAでは、最初はこういう 「小さい表の自動処理」 からスタートして、
「1万件の請求書処理」「毎朝のWebデータ取得」など、大規模業務にステップアップします。 -
Python+LibreOfficeで体験しておくと、UiPathでの データテーブル操作・ループ・条件分岐 の感覚が圧倒的に身につきます。
もしよければ、次のステップとして 「このToDoリストをLibreOffice Calcで開いてメール通知まで自動化する簡易RPA」 を作る例も解説できます。
作ってみますか?
ChatGPT:
了解です!👍
では、「Python + LibreOffice Calc + メール送信」で 簡易RPA風のToDo自動通知Bot を作る例を解説します。
実務のUiPathでのフローに近い形で、作成 → 出力 → 実行 → 通知 を体験できます。
1️⃣ 概要
-
LibreOffice Calc に 今日のToDoリスト を自動生成
-
生成したリストを メールで通知
-
Linux では
cron
を使って定期実行可能
フロー図にすると:
Pythonスクリプト
↓
LibreOffice Calc でToDoリスト生成
↓
保存 → メール送信
2️⃣ サンプルコード(Python3 + odfpy + smtplib)
import datetime import smtplib from email.mime.text import MIMEText from odf.opendocument import OpenDocumentSpreadsheet from odf.table import Table, TableRow, TableCell from odf.text import P # ----------------------------- # 1. ToDoリスト作成 # ----------------------------- doc = OpenDocumentSpreadsheet() sheet = Table(name="ToDoリスト") doc.spreadsheet.addElement(sheet) # ヘッダー headers = ["日付", "タスク", "ステータス"] row = TableRow() for h in headers: cell = TableCell() cell.addElement(P(text=h)) row.addElement(cell) sheet.addElement(row) # サンプルタスク tasks = [ {"task": "メールチェック", "status": "未完了"}, {"task": "レポート作成", "status": "未完了"}, {"task": "会議準備", "status": "未完了"}, ] today = datetime.date.today().isoformat() for t in tasks: row = TableRow() # 日付 cell = TableCell() cell.addElement(P(text=today)) row.addElement(cell) # タスク cell = TableCell() cell.addElement(P(text=t["task"])) row.addElement(cell) # ステータス cell = TableCell() cell.addElement(P(text=t["status"])) row.addElement(cell) sheet.addElement(row) # 保存 output_file = "todo_list.ods" doc.save(output_file) print(f"{output_file} を作成しました。") # ----------------------------- # 2. メール送信 # ----------------------------- # メール本文を作成 task_list_text = "\n".join([f"{t['task']} - {t['status']}" for t in tasks]) msg = MIMEText(f"今日のToDoリスト:\n\n{task_list_text}") msg["Subject"] = f"{today} のToDoリスト" msg["From"] = "your_email@example.com" msg["To"] = "recipient@example.com" # SMTP設定(Gmailの場合の例) smtp_server = "smtp.gmail.com" smtp_port = 587 smtp_user = "your_email@example.com" smtp_pass = "your_app_password" # Gmailではアプリパスワード必須 with smtplib.SMTP(smtp_server, smtp_port) as server: server.starttls() server.login(smtp_user, smtp_pass) server.send_message(msg) print("メールを送信しました!")
3️⃣ 練習のポイント
-
Excel/Calc操作
-
列の追加、行の追加、文字列と数値の扱いを確認
-
UiPathでいう「データテーブル操作」に対応
-
-
メール送信
-
smtplib
でPythonから自動送信 -
UiPathの「Send Outlook Mail Message」と同じ感覚
-
-
自動化の全体像を体感
-
作成 → 保存 → 通知
-
「Botが人間の作業を肩代わりする」感覚がわかる
-
-
拡張練習
-
タスク数をCSVやJSONから読み込む
-
ステータスをランダムで「完了/未完了」に変えて出力
-
cronで定期実行して「朝8時に自動通知Bot」にする
-
4️⃣ Linux + cron で定期実行(オプション)
-
ターミナルで
crontab -e
を実行 -
以下のように設定すると毎朝8時にスクリプト実行
0 8 * * * /usr/bin/python3 /home/username/todo_bot.py
-
Botが自動でToDoリスト生成&メール送信します
💡 雑学/業界話
-
実務RPAでは「Excel更新 → Botが処理 → メール通知」みたいなフローは典型的です。
-
このPython疑似RPAを経験しておくと、UiPathでの フロー作成・変数・条件分岐・スケジュール実行 の理解が飛躍的に早くなります。
-
SIer案件では、「Pythonで作った小型BotをUiPathに置き換える」ということも実務であります。
質問です:
次のステップとして、
「LibreOffice Calcのセルのステータスが変わったらメール内容も変化する」条件分岐付きBot
も作って、UiPathでの条件分岐・例外処理の疑似体験をしたいですか?
ChatGPT:
了解です!👍
では 「セルのステータスによってメール内容を変える」簡易RPA Bot を作り、UiPathでいう 条件分岐(If)や例外処理(Try-Catch) の疑似体験ができるようにします。
1️⃣ 概要
-
CalcにToDoリストを作成
-
ステータス列(完了/未完了)をチェック
-
未完了タスクだけを抽出してメール送信
-
エラーがあれば例外処理で通知(Pythonのtry-exceptで模擬)
フロー図:
Pythonスクリプト
↓
Calcを読み込み
↓
未完了タスクを抽出(条件分岐)
↓
メール送信
↓
エラーがあれば例外処理
2️⃣ サンプルコード(Python3 + odfpy + smtplib)
import datetime import smtplib from email.mime.text import MIMEText from odf.opendocument import OpenDocumentSpreadsheet from odf.table import Table, TableRow, TableCell from odf.text import P try: # ----------------------------- # 1. ToDoリスト作成 # ----------------------------- doc = OpenDocumentSpreadsheet() sheet = Table(name="ToDoリスト") doc.spreadsheet.addElement(sheet) # ヘッダー headers = ["日付", "タスク", "ステータス"] row = TableRow() for h in headers: cell = TableCell() cell.addElement(P(text=h)) row.addElement(cell) sheet.addElement(row) # サンプルタスク(ステータスを変更してみる) tasks = [ {"task": "メールチェック", "status": "完了"}, {"task": "レポート作成", "status": "未完了"}, {"task": "会議準備", "status": "未完了"}, ] today = datetime.date.today().isoformat() for t in tasks: row = TableRow() row.addElement(TableCell().addElement(P(text=today))) # 日付 row.addElement(TableCell().addElement(P(text=t["task"]))) # タスク row.addElement(TableCell().addElement(P(text=t["status"]))) # ステータス sheet.addElement(row) # 保存 output_file = "todo_list.ods" doc.save(output_file) print(f"{output_file} を作成しました。") # ----------------------------- # 2. 条件分岐: 未完了タスクだけ抽出 # ----------------------------- pending_tasks = [t["task"] for t in tasks if t["status"] == "未完了"] if not pending_tasks: print("全てのタスクが完了しています。メールは送信しません。") else: # メール本文作成 task_text = "\n".join(pending_tasks) msg = MIMEText(f"未完了タスクがあります:\n\n{task_text}") msg["Subject"] = f"{today} の未完了ToDoリスト" msg["From"] = "your_email@example.com" msg["To"] = "recipient@example.com" # SMTP設定(Gmail例) smtp_server = "smtp.gmail.com" smtp_port = 587 smtp_user = "your_email@example.com" smtp_pass = "your_app_password" with smtplib.SMTP(smtp_server, smtp_port) as server: server.starttls() server.login(smtp_user, smtp_pass) server.send_message(msg) print("未完了タスクのメールを送信しました!") except Exception as e: # ----------------------------- # 例外処理 (Try-Catchの疑似体験) # ----------------------------- print(f"エラーが発生しました: {e}") # 実務なら管理者へメール通知なども可能
3️⃣ この練習で体験できるUiPathスキル
Pythonでの体験 | UiPath対応 |
---|---|
if not pending_tasks: 条件分岐 |
「Ifアクティビティ」で条件分岐 |
try … except 例外処理 |
「Try Catchアクティビティ」 |
pending_tasks = [t for t in …] データ抽出 |
「Filter Data Table」「For Each Row」 |
メール送信 smtplib |
「Send Outlook Mail Message」アクティビティ |
Calc操作 | 「Excel Application Scope」+「Read/Write Cell」 |
4️⃣ 練習のステップ
-
ステータスを変更してメール内容の変化を確認
-
完了→未完了に変えるとメールが送られる
-
未完了→完了にするとメールが送られない
-
-
意図的にエラーを起こして例外処理を確認
-
例えば、SMTP設定を間違える
-
例外メッセージが出るか確認
-
-
拡張練習
-
複数のユーザーにタスク別メール送信
-
cronで定期実行
-
LibreOffice Calcを外部CSVやJSONから更新
-
💡 雑学:
-
実務UiPathでも「条件分岐+例外処理+メール通知」は最も典型的なパターン。
-
こうした疑似体験をPythonでやっておくと、UiPathでのフロー作成がスムーズになります。
-
SI現場では、この「条件による自動振り分け」「異常通知」がほぼ毎日の業務です。
希望であれば、次のステップとして 「LibreOffice Calcのデータを変更すると自動でBotが反応してメールを送るフル自動化」 のサンプルも作れます。
これを作ると、UiPathの Eventトリガー型実行 に近い疑似体験ができます。
作ってみますか?
ChatGPT:
了解です!👍
では「LibreOffice Calcのデータが変わると自動でBotが反応してメール送信するフル自動化」を作り、UiPathの Eventトリガー型実行 の疑似体験をしましょう。
雑学や業界話も交えながら解説します。
1️⃣ 概要
-
CalcのToDoリストを監視するBotをPythonで作る
-
セルが変更されたら未完了タスクだけ抽出 → メール送信
-
Linuxでは
watchdog
ライブラリを使ってファイル変更を監視 -
実務UiPathでいう「File Change Trigger」や「On Element Appear」型の自動実行に近い
フロー図:
Pythonスクリプト(監視Bot)
↓ (Calcファイル変更を監視)
変更検知
↓
未完了タスク抽出 (条件分岐)
↓
メール送信
↓
繰り返し監視
2️⃣ サンプルコード(Python3 + watchdog + odfpy + smtplib)
import time import datetime import smtplib from email.mime.text import MIMEText from watchdog.observers import Observer from watchdog.events import FileSystemEventHandler from odf.opendocument import load from odf.table import Table, TableRow, TableCell from odf.text import P # 監視対象ファイル FILE_TO_WATCH = "todo_list.ods" # メール設定 SMTP_SERVER = "smtp.gmail.com" SMTP_PORT = 587 SMTP_USER = "your_email@example.com" SMTP_PASS = "your_app_password" RECIPIENT = "recipient@example.com" class TodoHandler(FileSystemEventHandler): def on_modified(self, event): if event.src_path.endswith(FILE_TO_WATCH): print(f"{FILE_TO_WATCH} が変更されました。Botを実行します。") try: # Calcファイル読み込み doc = load(FILE_TO_WATCH) sheet = doc.spreadsheet.getElementsByType(Table)[0] pending_tasks = [] rows = sheet.getElementsByType(TableRow)[1:] # ヘッダーを除く for row in rows: cells = row.getElementsByType(TableCell) task = cells[1].getElementsByType(P)[0].firstChild.data status = cells[2].getElementsByType(P)[0].firstChild.data if status == "未完了": pending_tasks.append(task) if not pending_tasks: print("全タスク完了。メール送信は不要です。") return # メール送信 task_text = "\n".join(pending_tasks) msg = MIMEText(f"未完了タスクがあります:\n\n{task_text}") msg["Subject"] = f"{datetime.date.today()} の未完了ToDoリスト" msg["From"] = SMTP_USER msg["To"] = RECIPIENT with smtplib.SMTP(SMTP_SERVER, SMTP_PORT) as server: server.starttls() server.login(SMTP_USER, SMTP_PASS) server.send_message(msg) print("未完了タスクのメールを送信しました!") except Exception as e: print(f"エラー発生: {e}") # 監視セットアップ observer = Observer() event_handler = TodoHandler() observer.schedule(event_handler, path='.', recursive=False) observer.start() print(f"{FILE_TO_WATCH} を監視開始… Ctrl+C で終了") try: while True: time.sleep(1) except KeyboardInterrupt: observer.stop() observer.join()
3️⃣ この練習で学べるUiPathスキル
Pythonでの体験 | UiPath対応 |
---|---|
watchdogでファイル変更監視 | File Change Trigger |
条件分岐(未完了タスク抽出) | Ifアクティビティ |
例外処理(try-except) | Try Catchアクティビティ |
メール送信 | Send Outlook Mail Messageアクティビティ |
繰り返し監視 | While / Do While / Eventトリガー |
4️⃣ 練習のステップ
-
Calcファイルのステータスを変更
-
「未完了→完了」「完了→未完了」
-
Botが反応してメール送信するか確認
-
-
意図的にエラーを起こす
-
Calcファイルを削除して保存
-
SMTP設定を間違える
-
try-exceptで捕捉されるか確認
-
-
拡張練習
-
タスクごとに担当者メールを分ける
-
Cronやsystemdで常時監視Botを常駐
-
複数ファイル監視で複数業務の自動化
-
5️⃣ 雑学・業界話
-
実務UiPathでは「Event Trigger型Bot」は非常に多用されます。
-
例:新しい請求書ファイルが来たら自動で処理
-
例:Web画面のデータが更新されたら通知
-
-
このPython版は File Change監視 によって、UiPathの「On File Change」トリガーを疑似体験できる方法です。
-
SIer現場では、こうしたフローを UiPath Orchestratorと組み合わせて集中管理 するのが典型的です。
💡 ポイント
-
「Pythonで疑似RPAを作る」→ 理解定着
-
「条件分岐 + 例外処理 + トリガー型実行」→ UiPath実務フローの疑似体験
-
「Cronやsystemdで常駐」→ 実務Botの24時間自動稼働の感覚
希望であれば、次のステップとして 「Python疑似BotをGUI操作でトリガーする演習」 も作れます。
これを作るとUiPathの ボタン押下やUIイベントトリガー の疑似体験ができます。
作ってみますか?
ChatGPT:
了解です!👍
では「Python疑似BotをGUI操作でトリガーする演習」を作り、UiPathでいう ボタン押下やUIイベントトリガー の疑似体験をしましょう。
雑学や業界話も交えながら解説します。
1️⃣ 概要
-
Python + GUI(Tkinter)で 簡単な操作ボタン を作成
-
ボタンを押すと、CalcのToDoリスト確認 → メール送信 を実行
-
実務UiPathでいう「ユーザーがボタンを押す or Web画面要素が出現したときにBotが実行される」体験ができる
フロー図:
Python GUI
↓ (ボタン押下)
Calcファイルを読み込み
↓
未完了タスク抽出
↓
メール送信
2️⃣ サンプルコード(Python3 + Tkinter + odfpy + smtplib)
import datetime import smtplib from email.mime.text import MIMEText import tkinter as tk from odf.opendocument import load from odf.table import Table, TableRow, TableCell from odf.text import P # メール設定 SMTP_SERVER = "smtp.gmail.com" SMTP_PORT = 587 SMTP_USER = "your_email@example.com" SMTP_PASS = "your_app_password" RECIPIENT = "recipient@example.com" FILE_TO_CHECK = "todo_list.ods" def run_bot(): try: # Calcファイル読み込み doc = load(FILE_TO_CHECK) sheet = doc.spreadsheet.getElementsByType(Table)[0] pending_tasks = [] rows = sheet.getElementsByType(TableRow)[1:] # ヘッダー除く for row in rows: cells = row.getElementsByType(TableCell) task = cells[1].getElementsByType(P)[0].firstChild.data status = cells[2].getElementsByType(P)[0].firstChild.data if status == "未完了": pending_tasks.append(task) if not pending_tasks: status_label.config(text="全タスク完了。メールは送信されません。") return # メール送信 task_text = "\n".join(pending_tasks) msg = MIMEText(f"未完了タスクがあります:\n\n{task_text}") msg["Subject"] = f"{datetime.date.today()} の未完了ToDoリスト" msg["From"] = SMTP_USER msg["To"] = RECIPIENT with smtplib.SMTP(SMTP_SERVER, SMTP_PORT) as server: server.starttls() server.login(SMTP_USER, SMTP_PASS) server.send_message(msg) status_label.config(text="未完了タスクのメールを送信しました!") except Exception as e: status_label.config(text=f"エラー発生: {e}") # ----------------------------- # GUI作成 # ----------------------------- root = tk.Tk() root.title("Python ToDo Bot") btn = tk.Button(root, text="Bot実行", command=run_bot, width=20, height=2) btn.pack(pady=20) status_label = tk.Label(root, text="ここに実行結果が表示されます。", wraplength=300) status_label.pack(pady=10) root.mainloop()
3️⃣ この演習で学べるUiPathスキル
Python体験 | UiPath対応 |
---|---|
ボタン押下でBot実行 | Button Click / Element Trigger |
条件分岐(未完了タスク抽出) | Ifアクティビティ |
例外処理(try-except) | Try Catchアクティビティ |
メール送信 | Send Outlook Mail Messageアクティビティ |
GUIでステータス確認 | Output Panel / Message Box |
4️⃣ 練習のステップ
-
Calcのステータスを変更 → ボタンを押してメール送信を確認
-
意図的にエラーを発生させ、ステータスラベルに反映されるか確認
-
複数ボタンを作り、「全タスク送信」「未完了タスク送信」など分岐
-
拡張:Webブラウザ操作と組み合わせて「Web要素が出たらGUIボタンのように反応させる」
5️⃣ 雑学・業界話
-
実務UiPathでは UIトリガー型Bot が頻繁に使われます。
-
例:社内Web画面の「承認ボタン」が押された瞬間にBotが処理開始
-
例:Excelのセル値が変更されたら自動で報告メール送信
-
-
このPython版は Tkinterボタン操作 で簡易体験。
-
「UIを起点にした処理の自動化」を体験できる
-
実務でUiPath Orchestratorやイベントトリガーを理解する助けになる
-
-
SIer現場では、こうした UIイベント + 条件分岐 + 例外処理 + 通知 の組み合わせが典型的な業務自動化フローです。
💡 次のステップとしては、
-
「Tkinter GUI + ファイル監視 + メール送信」を組み合わせた 完全自動+ユーザー操作トリガー型Bot
を作ると、UiPathでの リアルなフロー設計の疑似体験 がさらに深まります。
作って解説しますか?
ChatGPT:
了解です!👍
では 「Tkinter GUI + ファイル監視 + メール送信」を組み合わせた完全自動+ユーザー操作トリガー型Bot を作り、UiPathの リアルなフロー設計 の疑似体験を解説します。
1️⃣ 概要
-
GUI操作でBot開始/停止 ができる
-
Calcファイルの変更を自動監視 → 未完了タスクを抽出 → メール送信
-
条件分岐・例外処理 を組み込み
-
Pythonで作ることで、UiPathの Eventトリガー型Bot + 条件分岐 + 例外処理 + 通知 の疑似体験になる
フロー図:
ユーザー操作(GUIボタン)
↓
Bot開始/停止
↓
Calcファイル監視(変更検知)
↓
未完了タスク抽出(条件分岐)
↓
メール送信
↓
結果をGUIに表示
↓
エラーがあれば例外処理
2️⃣ サンプルコード(Python3)
必要ライブラリ:
pip install watchdog odfpy
import time import datetime import smtplib from email.mime.text import MIMEText import threading import tkinter as tk from watchdog.observers import Observer from watchdog.events import FileSystemEventHandler from odf.opendocument import load from odf.table import TableRow, TableCell from odf.text import P # ----------------------------- # 設定 # ----------------------------- FILE_TO_WATCH = "todo_list.ods" SMTP_SERVER = "smtp.gmail.com" SMTP_PORT = 587 SMTP_USER = "your_email@example.com" SMTP_PASS = "your_app_password" RECIPIENT = "recipient@example.com" observer = Observer() bot_running = False # ----------------------------- # Bot処理 # ----------------------------- class TodoHandler(FileSystemEventHandler): def on_modified(self, event): if not bot_running: return if event.src_path.endswith(FILE_TO_WATCH): status_label.config(text=f"{FILE_TO_WATCH} が変更されました。Bot実行中…") try: doc = load(FILE_TO_WATCH) sheet = doc.spreadsheet.getElementsByType(TableRow)[0].parentNode pending_tasks = [] rows = sheet.getElementsByType(TableRow)[1:] # ヘッダー除く for row in rows: cells = row.getElementsByType(TableCell) task = cells[1].getElementsByType(P)[0].firstChild.data status = cells[2].getElementsByType(P)[0].firstChild.data if status == "未完了": pending_tasks.append(task) if not pending_tasks: status_label.config(text="全タスク完了。メールは送信されません。") return # メール送信 task_text = "\n".join(pending_tasks) msg = MIMEText(f"未完了タスクがあります:\n\n{task_text}") msg["Subject"] = f"{datetime.date.today()} の未完了ToDoリスト" msg["From"] = SMTP_USER msg["To"] = RECIPIENT with smtplib.SMTP(SMTP_SERVER, SMTP_PORT) as server: server.starttls() server.login(SMTP_USER, SMTP_PASS) server.send_message(msg) status_label.config(text="未完了タスクのメールを送信しました!") except Exception as e: status_label.config(text=f"エラー発生: {e}") # ----------------------------- # GUI # ----------------------------- def start_bot(): global bot_running bot_running = True status_label.config(text="Bot稼働中…Calcを監視します。") observer.schedule(TodoHandler(), path='.', recursive=False) observer.start() def stop_bot(): global bot_running bot_running = False status_label.config(text="Bot停止。") observer.stop() observer.join() # 再度observer作成してGUIで再起動可能に global observer observer = Observer() root = tk.Tk() root.title("完全自動+GUIトリガー型Bot") start_btn = tk.Button(root, text="Bot開始", command=lambda: threading.Thread(target=start_bot).start(), width=20, height=2) start_btn.pack(pady=10) stop_btn = tk.Button(root, text="Bot停止", command=stop_bot, width=20, height=2) stop_btn.pack(pady=10) status_label = tk.Label(root, text="Botは停止中です。", wraplength=350) status_label.pack(pady=20) root.mainloop()
3️⃣ この演習で体験できるUiPathスキル
Python体験 | UiPath対応 |
---|---|
GUIボタン押下でBot開始/停止 | ユーザー操作トリガー / Element Trigger |
watchdogでCalcファイル変更監視 | On File Change / On Element Appear |
条件分岐(未完了タスク抽出) | Ifアクティビティ |
例外処理(try-except) | Try Catchアクティビティ |
メール送信 | Send Outlook Mail Message |
GUIステータス表示 | Message Box / Output Panel |
スレッドで非同期処理 | Parallel / Async Bot設計 |
4️⃣ 練習のステップ
-
Calcファイルを変更 → ボタン押下で自動メール送信
-
状態確認:ステータスラベルでBotの動作を可視化
-
エラーを意図的に発生させて例外処理を確認
-
拡張:
-
複数Calcファイル監視
-
ユーザーごとのタスク振り分けメール
-
GUIから「一時停止」「再開」など操作可能
-
5️⃣ 雑学・業界話
-
UiPathのEventトリガー型Bot は、
「ユーザー操作」「ファイル更新」「Web画面要素出現」など イベントを起点に動くBot のこと -
実務では、「ボタン押下 → データ処理 → 結果通知」というパターンは最も基本的
-
PythonでGUI + ファイル監視 + メール送信を作ると、UiPath Orchestratorでの スケジュール型 + イベントトリガー型フロー の概念を体験できる
-
SIer現場では、こうしたフローを小規模Botで試作 → Orchestratorで統合管理 が典型的
💡 ポイント
-
「GUI操作」 + 「自動監視」 + 「条件分岐」 + 「例外処理」 + 「通知」
→ 実務UiPathで必要なほぼ全要素を疑似体験できる
希望であれば、次のステップとして 「複数ユーザー向けタスク自動振り分け+メール送信Bot」 を作り、
UiPathの 変数管理・引数・ループ処理 の疑似体験もできます。
作って解説しますか?
UiPath Orchestratorの基本
ロボットの種類(Attended / Unattended)
Orchestratorの構成要素(Tenant, Folder, Asset, Queue, Process, Job, Log)
ジョブ実行とスケジュール管理
権限とロールの違い ーーーーー についても雑学や業界話を交えながら解説してください。
ロボットの種類(Attended / Unattended)
タイプ | 説明 | ユースケース |
Attended Robot (有人ロボット) | 人間のデスクトップ上で動作し、ユーザーの操作を補助します。主に人間と協調してタスクを実行します。 | ユーザーがPCで作業中に、特定のボタンをクリックするとロボットが起動し、データのコピペやフォーム入力を行う。 |
Unattended Robot (無人ロボット) | バックグラウンドで人間が介在することなく自律的に動作します。スケジュールやトリガーに基づいてタスクを実行し、大規模な自動化に適しています。 | 夜間に大量の請求書データを処理したり、週末にシステムのメンテナンスを実行する。 |
Orchestratorの構成要素
- Tenant(テナント): Orchestratorの最上位階層で、企業の独立した組織単位に相当します。各テナントは独自のユーザー、フォルダ、および設定を持つことができます。
- Folder(フォルダ): テナント内の論理的な区切りで、部署やプロジェクトごとにリソース(プロセス、キュー、アセットなど)を整理します。ユーザーの権限管理もフォルダ単位で行います。
- Asset(アセット): ユーザー名、パスワード、接続文字列など、ロボットが安全にアクセスする必要のある機密情報や設定値を格納します。これにより、ハードコーディング(プログラム内に直接値を書き込むこと)を防ぎ、セキュリティを向上させます。
- Queue(キュー): 請求書処理や顧客問い合わせなど、複数のトランザクションデータを効率的に処理するための仕組みです。Unattended Robotはキューからデータを1件ずつ取り出して処理します。
- Process(プロセス): UiPath Studioで作成された自動化プロジェクト(
*.nupkg
ファイル)をOrchestratorに公開・登録したものです。これがロボットが実行する実際の作業となります。 - Job(ジョブ): プロセスが特定のロボットで実行されている状態を指します。スケジュールや手動操作によってジョブが作成され、完了後に結果が記録されます。
- Log(ログ): ロボットが実行中に生成する実行記録です。エラー発生時の原因究明や、ロボットの動作状況の追跡に役立ちます。
ジョブ実行とスケジュール管理
Orchestratorでは、ジョブを実行する主な方法が2つあります。- 手動実行: ユーザーがOrchestratorのUIから直接ジョブを開始します。緊急のタスクや、特定のロボットでのテスト実行などに使用されます。
- スケジュール: 特定の日時(例:毎日午前9時)や、特定のトリガー(例:キューに新しいアイテムが追加された時)に基づいて、自動的にジョブを実行します。これにより、定型業務の自動化が実現します。
権限とロールの違い
- ロール(役割): ユーザーが持つ一連の権限の集合体です。たとえば、「管理者」ロールには、ユーザー管理、ロボット管理、フォルダ管理など、多くの権限が含まれています。
- 権限: 特定の操作を行うための許可です。例:「フォルダの表示」「ジョブの開始」「アセットの編集」など。
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