もちろんです😊 この話は「男性ホルモン=男性だけのもの」というイメージがあるので、意外と知られていない雑学がたくさんあります。
まず結論
「女性本人のテストステロンが性欲に関係している」という説は、現在ではかなり有力です。
ただし、
- テストステロンだけで性欲が決まるわけではない
- エストロゲン(女性ホルモン)
- 脳の働き
- 心理状態
- パートナーとの関係
などが全部重なって決まるため、
「テストステロン=性欲そのもの」ではない というのが医学の考え方です。
女性も普通にテストステロンを作っている
意外ですが、女性も
- 卵巣
- 副腎
からテストステロンを分泌しています。
量は男性の5〜10%程度ですが、
実はこの少量が
- 性欲
- やる気
- 活力
- 筋肉量
- 骨密度
などに影響しています。
「女性にも男性ホルモンが必要」というのは、内分泌学ではごく普通の話です。
面白い雑学①
昔(1970〜80年代)は
女性の性欲はエストロゲンだけで説明できる
と思われていました。
ところが、
閉経後女性を調べると、
エストロゲンを補充しても
「全然性欲が戻らない人」
が結構いました。
そこで研究が進み、
「テストステロン不足では?」
という流れになりました。
面白い雑学②
海外では、
女性用テストステロン治療が行われることがあります。
例えば
- 閉経後
- 性欲低下症(HSDD)
などでは、
ごく少量のテストステロンを使うことがあります。
男性ほど大量ではなく、
本当に少量です。
これは「男性化させる」のではなく、
正常範囲まで戻すイメージです。
業界話①
実は製薬会社は
「女性版バイアグラ」
を何十年も作ろうとしてきました。
しかし、
男性は
「血流」
が主な問題なのに対し、
女性は
- 脳
- 感情
- ホルモン
- 人間関係
などが複雑に絡むため、
なかなか「飲めば効く薬」が作れませんでした。
そのため、
業界では
女性の性欲は男性よりはるかに複雑
と言われています。
業界話②
実験では、
女性のテストステロンを少し増やすと
- 性的な空想
- 性的興味
が増える例があります。
しかし、
必ずしも
「実際に性行為したくなる」
とは一致しません。
ここが研究者を悩ませるポイントです。
つまり
脳では興味が増えても、行動は別問題
なのです。
面白い雑学③
女性アスリートでは
テストステロン値が比較的高い人ほど
- 競争心
- 活動性
が高いという研究があります。
もちろん全員ではありませんが、
テストステロンは
「攻撃性」
というより
「チャレンジ精神」
にも関係すると考えられています。
面白い雑学④
排卵前になると
女性の性欲が高まりやすいことがあります。
これは
- エストロゲン上昇
- テストステロンも少し上昇
が同時に起こるためではないか、
という説があります。
進化生物学では
「妊娠しやすい時期に性欲も少し高まる」
という適応ではないかと考える研究者もいます。
面白い雑学⑤
ストレスが強いと、
テストステロンが正常でも
性欲が落ちることがあります。
理由は、
ストレスホルモンである
コルチゾール
が増えるためです。
そのため、
医師の間では
「ホルモン値だけ見ても意味がない」
ともよく言われます。
最新の考え方
現在は、
女性の性欲は
- テストステロン
- エストロゲン
- ドーパミン
- オキシトシン
- 心理状態
- 睡眠
- ストレス
- パートナーとの関係
- 健康状態
などが複雑に影響し合うものと考えられています。
テストステロンはその中でも重要なピースの一つですが、それだけですべてを説明できるわけではありません。
業界でよく言われる小ネタ
内分泌や性医学の専門家の間では、女性のテストステロンは「少なすぎても困るし、多すぎても困る」という認識があります。少なすぎると性欲や活力の低下につながる場合があり、多すぎると、にきびや体毛の増加、月経異常などの症状が出ることがあります。そのため、必要に応じて補充療法を行う場合でも、「正常範囲内のごく少量」を維持することが重視されています。
つまり、「女性にもテストステロンは大切」という点は広く受け入れられていますが、「多ければ多いほど性欲が高まる」という単純な話ではなく、全体のホルモンバランスや心身の状態との組み合わせが重要、というのが現在の医学的な見方です。
いい質問です😊
結論から言うと、「テストステロンが原因でおしっこを漏らす」という考えを支持する強い証拠はありません。
むしろ、いくつかの別の仕組みが関係していると考えられています。
1. 尿失禁(本当に尿が出ている)
性的興奮やオーガズムの際に、骨盤底筋や膀胱周辺の筋肉の動きが変化し、少量の尿が漏れることがあります。
特に、
- 出産経験がある
- 骨盤底筋が弱っている
- 膀胱に尿がたまっていた
といった条件では起こりやすくなります。
2. 女性の射液(いわゆる「潮吹き」と呼ばれることも)
研究では、オーガズムの際に尿道から液体が出る現象があり、その液体は
- 尿が一部混ざっている場合
- 尿とは異なる成分(尿道周囲の腺から分泌される成分)を含む場合 があることが報告されています。
つまり、「全部がおしっこ」とも「全部が別の液体」とも言い切れず、人によって異なることがあります。
テストステロンとの関係は?
テストステロンは、
- 性欲
- 性的興奮
- 感受性
にはある程度関係すると考えられていますが、
「テストステロンが高いから漏れやすい」という関係は確認されていません。
興奮しやすくなることで結果的にオーガズムに達しやすくなる可能性はありますが、実際に液体が出るかどうかは、
- 骨盤底筋の働き
- 膀胱の状態
- 尿道周囲の腺の個人差 などの影響が大きいと考えられています。
豆知識
性医学の研究では、オーガズム前後に超音波で膀胱を観察すると、膀胱内の尿量が変化している例が確認されたこともあります。このことから、「女性の射液」の中には尿由来の成分が含まれるケースがあることは、現在では比較的広く受け入れられています。一方で、尿道周囲の腺からの分泌液も関与するため、一つの現象だけでは説明できないと考えられています。
つまり、おしっこが漏れる・液体が出る現象は、主に骨盤底や尿道周囲の生理的な反応によるものであり、テストステロンが直接の原因というわけではない、というのが現在の医学的な理解です。
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