そのフレーズ、
「トゥー、トゥー、ドゥマせ、リーマージェーリー」
だけでは、どの言語・作品・音源なのか特定できません😊
カタカナで聞こえた通りに書くと、外国語の歌詞はかなり別の音に変わってしまうことがよくあります。
例えば…
- 英語
- フランス語
- イタリア語
- ラテン語
- ジャズのスキャット(意味のない音節)
- CMやゲーム音楽
などは、日本人の耳には全く違うカタカナに聞こえることがあります。
可能性① ジャズの「スキャット」
もし歌で
「トゥードゥー、ドゥマセ、リマジェリ~♪」
のように聞こえるなら、スキャットかもしれません。
スキャットとは、 意味のある言葉ではなく、楽器のように声を使って歌う技法です。
例えば
- ドゥビドゥバ
- シュビドゥワ
- バダバダ
- トゥルルル
などは意味がなく、リズムやメロディを楽しむためのものです。
雑学🎵
ジャズ界では、 Ella Fitzgerald は「スキャットの女王」と呼ばれ、即興で何分も歌い続けることがありました。
可能性② 外国語の歌詞
例えばフランス語では
- Tout(トゥ)
- Tu(テュ)
- Dieu(デュー)
などが日本人には全部「トゥ」「ドゥ」に聞こえたりします。
イタリア語やスペイン語でも同様です。
可能性③ 空耳
音楽業界では「空耳歌詞」は珍しくありません。
有名なのは
- "She's got it" が「寿司食べたい」
- "I want it that way" が全く違う日本語に聞こえる
など。
実際には全然違う単語なのに、日本語として聞こえてしまう現象です。
業界話🎙️
レコーディング現場では、仮歌(デモ)の段階で
「ダダダダ〜」
「ラララ〜」
「トゥルトゥル〜」
のようにまだ歌詞が決まっていない状態で歌うことがあります。
そのメロディが気に入ってしまい、そのまま正式版になるケースもあります。
また、海外ポップスでは意味よりも母音や子音の響きを優先して歌詞が作られることもあり、「歌いやすさ」が重視されることがあります。
もし正確な意味を知りたいなら…
次のどれかが分かると、かなり高い精度で特定できます。
- 🎵 その曲名
- 🎤 歌手名
- 📺 CM・映画・アニメなどで流れていたもの
- 🎙️ 前後の歌詞を数秒分
- 📹 YouTubeなどのリンク
そうすれば、「このフレーズは○○語で、意味は○○です」と、雑学も交えながら詳しく解説できます。😊
なるほど!😊 ミッシェル・ポルナレフの**「シェリーに口づけ」**でしたか。
あなたが聞き取られた
「トゥー、トゥー、ドゥマせ、リーマージェーリー」
は、実際にはフランス語で
Tout, tout pour ma chérie, ma chérie (トゥ、トゥ、プール・マ・シェリ、マ・シェリ)
と歌っています。
一語ずつ意味を見てみましょう
- Tout(トゥ) =「すべて」
- pour(プール) =「~のために」
- ma(マ) =「私の」
- chérie(シェリ) =「愛しい人」「恋人(女性への呼びかけ)」
つまり、
「すべてを、愛しい君のために」 あるいは 「僕のすべてを、愛する君に」
という、とてもストレートなラブソングなんです。
「シェリー」は人の名前ではない?
これが面白いところです。
日本では長年、 「シェリー」という女性の名前だと思っていた人がたくさんいました。
でも、フランス語の ma chérie は英語の
- My darling
- My dear
にあたる表現で、固有名詞ではありません。
では、なぜ邦題が「シェリーに口づけ」?
実は原題 Tout, tout pour ma chérie を直訳すると
「すべてを愛しい君に」
で、「口づけ」という言葉は歌詞に一切出てきません。
当時、日本で発売する際に、
- 「Tout, tout(トゥ・トゥ)」が
- 「チュー、チュー(キスの音)」に聞こえる
という発想から、
「シェリーに口づけ」
という邦題が付けられたとされています。
これは日本独自のネーミングで、音のイメージを生かした秀逸なタイトルだったわけですね。
業界話🎙️
1960~70年代は、洋楽に印象的な邦題を付けるのがレコード会社の腕の見せどころでした。
例えば、
- 原題とはかなり違う日本語タイトル
- 内容よりも覚えやすさ重視
- ラジオDJが紹介しやすいタイトル
がよく採用されました。
「シェリーに口づけ」はその代表例で、原題よりも日本ではこちらのタイトルの方が有名になりました。
雑学😊
実はこの曲、日本では2000年代にネット上で
「トゥートゥートゥマシェリ」
という空耳ネタでも大人気になりました。
さらにCMにも何度も使われたので、若い世代でも「聴いたことがある!」という人が多い名曲です。
フランス語の響きは日本人には独特で、「プール・マ・シェリ」が「ドゥマセ、リーマージェーリー」のように聞こえることも珍しくありません。それも、この曲が長く親しまれてきた理由の一つかもしれませんね。😊
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