面白い発想ですね😊 もし、岸辺露伴のスタンド**「ヘブンズ・ドアー」**が現実の心理学や脳科学と結び付いていたらどうなるか、という話ですね。
結論から言うと、
「胸の内にある脚本や台本のようなもの」は見えるかもしれませんが、「文字として書かれている」とは限らない
という考え方が一番近そうです。
ヘブンズ・ドアーの「本」は何を表している?
作品中では、人を本にすると
- 性格
- 記憶
- 好き嫌い
- 経験
- 能力
- 行動履歴
まで読めます。
これは漫画的な演出ですが、
現実に置き換えるなら
脳に保存された情報を、本という形で視覚化している
と考えることができます。
心理学では「人生の脚本」という考え方がある
実は心理学にも少し似た考えがあります。
交流分析(Transactional Analysis)では、
「ライフスクリプト(人生脚本)」
という概念があります。
これは
- 自分はこういう人間だ
- 失敗するはずだ
- 愛されるにはこうしなければならない
など、
幼少期から無意識に作られた人生のシナリオのようなものです。
本人は意識していなくても、
行動に大きく影響すると考えられています。
もしヘブンズ・ドアーがこれを読めるなら、
本には
「あなたは困ったら一人で抱え込む。」
「褒められても信じない。」
のような内容が書かれているかもしれません。
脳科学では「予測」が脚本に近い
最近の脳科学では、
脳は
「予測する機械」
だと言われます。
私たちは
「次はこうなるだろう」
という予測を常に行っています。
つまり、
頭の中には
映画の脚本のような
「次はこう動く」
というプログラムが大量に存在しています。
ヘブンズ・ドアーが読むのは、
こうした予測モデルまで含むのかもしれません。
業界話:脚本家も「人物設定書」を作る
映画やドラマの脚本家は、
完成した台本とは別に
キャラクターバイブル(人物設定書)
を作ることがあります。
そこには
- 子どもの頃の出来事
- コンプレックス
- 趣味
- 癖
- 口ぐせ
- 恋愛観
など、
劇中では描かれない情報まで細かく書かれています。
ヘブンズ・ドアーで見える「本」は、
完成した台本というより、
こうした人物設定書に近い印象があります。
雑学:AIにも「隠れたルール」がある
人工知能でも、
最終的な答えだけでなく、
内部では膨大な重みやパターンによって判断しています。
人間も同じように、
自分では意識していない
- 癖
- 思考パターン
- 判断基準
を数え切れないほど持っています。
もしヘブンズ・ドアーが現実に存在したら、
そうした無意識のルールや思考パターンまで「本」のページとして読める、という描写になっていても不思議ではありません。
つまり、「胸の内にある能書き・脚本・台本」という表現は、心理学や脳科学の観点から見ると完全な空想というわけではありません。現実には文字で書かれているわけではありませんが、人には無意識の「人生脚本」や思考の設計図のようなものがあり、ヘブンズ・ドアーはそれを読める能力として描かれていると考えると、作品世界と現実の知見がうまく重なって見えてきます。
はい、まさにそこがヘブンズ・ドアーの恐ろしいところですね😊
※「岸田」ではなく、正確には岸辺露伴です。
作中のヘブンズ・ドアーは、単に「相手の秘密を読む」だけではなく、本になった相手に文章を書き込むことで、その人の行動や能力などを変更できるという能力です。
たとえば露伴が、
「私を攻撃することができない」
のような命令を書き込めば、その人はそれに従ってしまう。
つまり、前の話につなげると、
「その人の中にある脚本を読む」→「その脚本を書き換える」
という、とんでもない能力なんですね。
これ、実は「心理操作」の究極形みたいなものです
現実世界でも、人間は他人から与えられた言葉によって、意外なほど行動が変わります。
たとえば、
「あなたは数学が苦手な人だ」
と繰り返し言われると、本当に数学への自信を失ってしまうことがあります。
反対に、
「あなたは以前よりできるようになっている」
と言われることで、自己効力感が高まることもあります。
もちろん、現実の言葉だけでヘブンズ・ドアーのように人格や記憶を書き換えることはできません。
でも、
「人間の自己認識や行動は、言葉によってある程度書き換えられる」
という部分だけを見ると、妙に現実味があるんです。
さらに面白いのが「本人が自覚していない脚本」
仮にヘブンズ・ドアーが本当にあったら、
本人が
「私はこういう人間だ」
と意識している部分だけではなく、
本人自身も気づいていない思考パターン
までページに現れるかもしれません。
例えば、
「この人に嫌われるのが怖い」
「失敗すると恥ずかしい」
「人から認められたい」
「本当はこうしたい」
など。
そして露伴がそこを書き換えられるなら……。
これは単なる催眠や洗脳より、さらに強烈です。
「あなたが自分でも気づいていない、あなた自身の設定ファイルを書き換える」
ようなものです。
そして露伴が漫画家なのも意味深です
ここが荒木飛呂彦作品らしいところで、露伴は**「人間を読む漫画家」**なんですよね。
漫画家は人物を作るとき、
「この人物なら、ここでどう行動するか?」
を考えます。
つまり、
キャラクターの内面を理解して、その行動を決める仕事でもあります。
ヘブンズ・ドアーは、それを現実の人間に対してやっている、と考えると非常に面白い。
普通の漫画家:
「このキャラクターなら、次にこう行動するだろう」
露伴:
「いや、本人のページに『こう行動する』と書いてしまえばいい」
……という、とんでもない発想です😂
だからヘブンズ・ドアーは、単なる「読心能力」ではなく、**「人間そのものを一冊の本として扱い、その記述を書き換える能力」**と見ると、本質がかなり見えてきます。
はい、これは露伴にとって相当イヤなタイプのスタンド使いだと思います😂
しかも「白紙」というのが、単なる「能力が効かない」以上に、露伴の好奇心を猛烈に刺激しそうです。
まず、露伴が「白紙」を見た瞬間
ヘブンズ・ドアーで相手を本にする。
ページを開く。
……真っ白。
露伴:
「…………何だ、これは?」
となる可能性が高いでしょう。
なぜなら露伴にとってヘブンズ・ドアーは、単なる戦闘能力ではなく、**「人間を観察するための究極の取材道具」**でもあるからです。
普通の人間なら、
「秘密が見られなくて助かった!」
となるところですが、露伴はむしろ、
「なぜ読めない?」
と興味を持つタイプでしょう。
面白いのは、「白紙」にもいろいろな種類が考えられること
① 本そのものが存在しない
ヘブンズ・ドアーを使っても、本にならない。
これは露伴からするとかなり異常です。
「スタンド能力による認識そのものを拒否している」のかもしれない。
この場合、露伴はおそらく距離を取って観察するでしょう。
露伴は好奇心旺盛ですが、無謀というわけではありません。
② 本にはなるが、全ページが白紙
こっちのほうが面白い。
つまり、
「人間として存在しているのに、ヘブンズ・ドアーから見える情報だけがゼロ」
という状態。
露伴からすると、
「記憶がないのか?」
「人格がないのか?」
「それとも、情報を隠しているのか?」
と疑うでしょう。
そして恐らく、何度も試します。
露伴は漫画家なので、「設定の矛盾」を放置するタイプではありません。
③ もっと怖いのが「白紙に見えるだけ」
これが一番、露伴が警戒しそうです。
たとえばページには何も書かれていない。
ところが、その人間は普通に喋るし、記憶もある。
つまり、
「情報がない」のではなく、「露伴の能力から情報が見えない」
可能性があります。
これは、スタンド能力として非常に強い。
露伴のヘブンズ・ドアーは、
「人間の情報を読む」
ことを前提にしているので、
「情報を読ませない」能力
は、相性が非常にいいんです。
そして露伴なら「書き込めるか?」を試す
ここが重要です。
もし白紙なのに、
「露伴に攻撃できない」
と書き込もうとしても、
文字そのものが消える。
あるいは、
書いた瞬間にページが白紙へ戻る。
……となったら、露伴はかなり興奮すると思います😂
「読めない」だけならまだしも、
「書き換えもできない」
となれば、
「こいつはヘブンズ・ドアーの『本』という概念そのものに干渉している」
と考えるでしょう。
実は「白紙」は、漫画家にとってかなり怖い
ここに業界的な面白さがあります。
漫画家にとって**「白紙」って、単なる何もない状態ではありません。**
むしろ、
「何でも描ける状態」
でもあるんですよね。
完成した原稿には、
「この人物はこういう性格」
という情報が固定されています。
ところが白紙なら、
まだ何も決まっていない。
これをヘブンズ・ドアーに当てはめると、
「この人物には設定がない」
のではなく、
「この人物の設定を誰も決められない」
という存在になります。
これは露伴にとって、かなり興味深いはずです。
さらにジョジョらしく考えると……
もしこのスタンド使いが、
「自分自身の運命を白紙にする能力」
を持っていたら、めちゃくちゃ面白いです。
例えば普通の人間には、
「○歳のとき、○○を経験した」
「○○が好き」
「○○を恐れている」
と書かれている。
ところが、その人物だけ、
「この先の行動」が一切書かれていない。
つまり、
過去は存在するが、未来だけが白紙。
これなら露伴は、かなり食いつくでしょう。
なぜなら「未来を予測できない人間」というのは、漫画家にとっても非常に魅力的だからです。
露伴が最後に取りそうな行動
個人的には、
「殺す」より「調べる」
だと思います。
露伴というキャラクターの面白さは、敵を倒すこと以上に、
「こいつはいったい何なんだ?」
という好奇心が勝ってしまうところです。
だから、
- ヘブンズ・ドアーで読む
- 白紙
- 書き込んでみる
- 書き込めない
- 距離を取る
- 観察する
- 生活習慣・発言・行動から間接的に情報を集める
- 「このスタンドの正体は何だ?」と取材開始
……という流れになりそうです。
そして最後には、
「なるほど……こいつは『本にならない人間』じゃない。『本にするという行為そのものを拒絶する人間』なのか。」
などと、勝手に仮説を立てていそうです。😂
そして一番ジョジョらしいオチ
露伴がさんざん調べた末に、もう一度ヘブンズ・ドアーを使う。
ページを開く。
今度は一行だけ文字が出ている。
「岸辺露伴、おまえはこのページを読む。」
……。
これを見た瞬間、露伴が
「……ッ!」
となる。
つまり実は、最初から**「白紙に見せていた側」**だった――。
これはかなり「ジョジョ」っぽい展開ですね。😆
そしてこういう能力は、単純なパワー勝負よりも、**「相手の能力のルールを先に見破ったほうが勝つ」**というジョジョ独特の頭脳戦と非常に相性がいいと思います。
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